普通二輪免許取得までの道
父が昔オートバイに乗っていたので、よく後ろに乗せてもらっていました。それで小学生の頃からずっとオートバイに憧れていてかっこいいなと思っていて、中学生の時も高校生の時もずっと憧れていて免許を取りたいなと思っていたんです。「母と妹を乗せて2台で家族ツーリングに行こう」ってよく父が言ってました。ところが全然時間が作れないまま高校を卒業して就職をしてしまったので、さらに時間が作れない状況になってしまって・・。でも最近ようやく仕事の方が落ち着いてきて、時間が作れるようになってきたんです。その時ちょうど足立自動車学校さんが草加のマルイの前で運転免許相談会を行っていて、それを見た母が私に教えてくれたんです。母も私がオートバイに憧れているのを知っていたので。しかも母がパンフレットまでもらってきてくれたんです。それでいい機会だと思い早速私もその日のうちに相談会に行ってきました。料金や送迎バスの時間や予約状況などいろいろ親切に説明して下さって、しかも教習車も相談会に持ってきてくださっていたのでちょっとだけまたがらせてもらいました。そのおかげでものすごくイメージが湧いて、あとすごく気分が舞い上がってしまって、だってバイクかっこいいんですもん。その時ですね、私の心の中で普通二輪取ろうって決めたんです。それに免許を取ったら母がお祝いしてくれると言ってくれたのもとても後押しになりました。
私の持ってる免許が普通車のATなんです。だから最初半クラッチの意味が全然理解できなくて、加減もよく分からなくてエンストばかりしてしまったんです。何回も転倒してしまったし。それでさらに焦ってどっちがクラッチでどっちがブレーキだかも分からなくなって、いつどれを押していいのやらもうパニック状態でした。その時こんなに大変なのかって心も折れてしまいました。もう私には無理と思って泣きながら受付の方に相談したら、すごい親身になって話を聞いてくれてすごい応援してくれたんです。いろいろな言葉をかけてくれた中で印象的なのが、倒れるのが失敗ではなく起き上がらないのが失敗だと。その言葉を胸にもう少し頑張ってみようと思いました。その後はというと、やっぱりクラッチが難しくてエンストや転倒が多かったんですけど、そのおかげで引き起こしは誰よりも上手になれたと思います。筋肉もついたし(笑)もし路上で倒れてしまったときにはすぐに引きおこせないと危ないし邪魔だし、そういった面では所内で沢山引きおこせてよかったです。でもホントいろいろな人に助けてもらって、お騒がせしました。
まずグローブとブーツは自分で準備しました!でもグローブの片方をなくしてしまって途中からは軍手をお借りしてたんですけど、やっぱりちゃんとしたものがあった方が操作もしやすくてよかったと思います。ブーツは簡単なライディングブーツがあったんですが一度間違えて仕事で履く靴で来てしまって、薄くてぺらぺらでギヤチェンジがうまく行かなくて4速まで入ってしまって、もう少し厚みのあるものの方がよかったと思います、しかもそれが卒検だったのでなおさらでした。ヘルメットは無料貸し出しがあるのでそれを借りていました。ただインナーキャップをかぶらないと借りれないので、足立自動車学校さんで売っている110円の水色のインナーキャップを買って使っていたのですが、私には少し大きくて深さもあって、ヘルメットをかぶるとインナーキャップがもっと目にかかるくらいまで下がってきて前が見えにくくなって良くなかったです。自分のヘルメットだとインナーキャップもいらないのですが、ヘルメットを借りる人はインナーキャップも自分に合ったものを選んだ方がいいと思います。
足立自動車学校さんはトイレがすごくきれいで、掃除も行き届いていてその辺の駅よりもきれいで入りやすかったです。夏の暑い時期には麦茶も出してくれるし、雨の日にはタオルも無料でくれます。普通車の方たちには傘をさしてくれてドアも開けて下さって、すこし羨ましかったです。送迎バスの方も気にかけて下さってはげみになりました。自分に自信が無くて小心者で恥ずかしがり屋でバイクの知識もなくて原付にも乗ったことが無くて2、3ヶ月に一回しか車を運転しないのに興味本位で入校してしまって、でもそんな私でも免許取れたので自信をもってやっていいと思います。そして練習中に心が折れても足立自動車学校さんのスタッフさん全員でバックアップしてくださるので安心して受けていいと思います。